こんにちは。バンタンテックフォードアカデミー専門部の上野杏奈です。
前回の記事でもお伝えした通り、入学前の私は「IT 素人」でした。
ですが入学してから半年が経ち、今の私は変わりました。
今回は何を学び、何が出来るようになったのか、「自分が成長したこと」についてお話ししていきます。
テックフォードについて
News & Blog
ライター:上野杏奈さん
専門部 1期生
<入学前のプログラミング歴>
未経験
<将来の目標>
・テクノロジーを活用した発達障害者支援
・ITエンジニア兼クリエイター
こんにちは。バンタンテックフォードアカデミー専門部の上野杏奈です。
前回の記事でもお伝えした通り、入学前の私は「IT 素人」でした。
ですが入学してから半年が経ち、今の私は変わりました。
今回は何を学び、何が出来るようになったのか、「自分が成長したこと」についてお話ししていきます。
プログラミング言語のひとつである「Python」。
簡単なコードであれば、書いたり読んだり出来るようになりました!
これは技術面で最も大きな変化です。
技術の習得は、以前の私が抱えていた一番の不安要素でした。
これを奮い立たせてくれたのが、入学前に開催されるプレスクールの担当をされていた先生の言葉です。
不安を吐露したことがあったのですが、その時の先生は即答で「できる」と言って下さいました。
この言葉を胸に、いざ勉強を始めると「その通り」だと思えました。
自主学では理解出来なかったところが、授業ではスルスル理解出来て、今では中身を理解して書くことも出来ます。
一学期は「Fizz Buzz」や「じゃんけんプログラム」などの作成を行い、基礎を習得し終えて、現在授業では Pythonの代表的なフレームワークである「Django」の学習を進めています。
それだけではなく、プログラミングを通して英語もある程度読めるようになりましたし、ロジックで考える力もついたと実感します。
入学前は未知でしかなかった世界が、身近に感じるようになったは本当に嬉しいです。
後期は「Django」を用いて、アプリ開発に挑戦したいと思っています。
テックフォードアカデミーで学ぶ内に「テクノロジーを心から好き」になれました。
おかしなことを言っていると思われるかもしれませんが、私にとっては大きな成長です。
というのも、今までスマートフォンくらいしか触れてこなかったので、IT に対する苦手意識が半端なく大きかったのです。
テクノロジーといえば「理系」のイメージですが、私は完全な「文系」でした。
成績は断トツで国語が良かったですし、学生時代は作家を目指していまして、小さいながら賞を頂いたこともあります。
紆余曲折を経てから20歳の時、「夢の実現化」と「職の安定性」の2つの理由から「IT エンジニア」を目指すことにしました。
ですが、未知の世界に自らダイブするというのは大きな挑戦で、自分との戦いだったことに間違いありません。
結果はタイトルにあるように、今の私は「NO TECH, NO LIFE.」です。
すぐ側に、プロのエンジニアと、一緒に学ぶ仲間のいる環境が、あっさりテクノロジーの世界へ引き込んでくれました。
今では本屋に行くと文学系のコーナーだけではなく、IT 系の専門書籍のコーナーにも立ち寄っています。
そして何時間でも居られるという(笑
こんな自分になれた理由として、国語力を活かせたことがあります。
プログラミングも結局は言語なので、読み解く力も非常に大事なのだとやっていて実感します。
「文系なのにIT学んでいるんだ?!」
とよく言われますが、プログラミングを学ぶ上で関係ないと強く言いたいです。
それぞれの元ある強みを活かしていけます。
何より今は学ぶことが楽しいです!
「タッチ・タイピング」とはタイピング技法の呼び名で、簡潔にいえば「キーボードを見ないで打つ」ことです。
憧れていたのもあり、これを習得出来たことは一番嬉しかったです。
パソコン歴1年である私の初めと今を、有名なタイピングゲーム「寿司打の平均キータイプ数」で比べてみます。
入学前の平均は「約1.2秒」でした。
それから更に半年経過した今では、平均「約4.5秒」を出せるようになりました!
ばっちり手元も見ずに打てます。
テクノロジーの学校に通っていたら当たり前かもしれませんが、テックフォードアカデミーは他の学校よりもプログラミングの授業時間が倍くらいあります。
加えて、紙は廃止してパソコン上でのやり取りが主体です。
そういった環境が成長の手助けをしてくれたのだと思います。
知識を学ぶと同時に、タイピング技術も自然に上達出来て、達成感も2倍になった気分です。
テクノロジーを学ぶ上で好きなことが1つ増えました。
それが「アルゴリズム」です。
アルゴリズムはよく「問題を解決するための方法」と説明されます。
しかし初心者がこれを聞いても内部までの理解は難しいです。
私も最初はそうでした。
知ろうと思ったきっかけは授業で習った「フィルターバブル」です。
フィルターバブルとは、インターネット上でユーザーが見たくない情報をアルゴリズムが遮断することにより、ユーザーが欲しい情報だけを表示することです。
動画アプリなどのオススメ機能は例の1つですね。
これを note にまとめたくて詳しく調べたのですが、まずアルゴリズムとは何かを正確に理解出来ていないと感じ、詳しく調べることにしました。
そこで試しに、学校の図書コーナーにあった関連書籍を読んでみたのですが・・・これがとても面白かった!
問題を解決するための最適な方法は何なのか、導き出された方法は本当に正しいのか、それが日常生活にどう影響するのか。
考えるほどに奥深いアルゴリズムの世界に魅了されました。
もっと知りたくなって、今度は競技プログラミングの練習問題を片っ端からしたのですが、一日中していられました。
現在は更に詳しく知るために、参考書籍を見ながら勉強しています。
入学前の自分では到底考えられませんでした。
そもそも知ろうとすらしなかったと思います。
学校を通して知識を得たことで、自分の好きなことが増えたのは最大の収穫物です。
入学してから沢山の成長がありましたが、技術は一石二鳥で身につかないことが、大前提としてあると考えています。
継続の積み重ねが成功へと導く、マルコム・グラドウェル氏が提唱した「1万時間の法則」を心で唱えながらコードを打ち続けています。
私は決して習得が早い方ではありません。
しかし、半年間継続して学んだ結果、既に「IT 素人」は卒業しました。
プログラミングや思考法の基礎はきっちり身についています。
確実に成長していると胸を張って言えます!
テクノロジーを好きになれたのが継続できた一番の理由でした。
継続する上で最も重要なのはモチベーションの維持です。
自分のペースで学べたから、小さな達成を重ねることに繋がり、やる気を維持出来たのだと振り返ってみて思います。
2年生になる頃には、更なる成長を遂げた自分になるために、まだまだテックフォードアカデミーで学び続けます。