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【業界インタビュー】大事なことは、そのプログラムで 何をしたいかを考える力です。
株式会社ドワンゴ 代表取締役社長 夏野 剛さん

大事なことは、そのプログラムで 何をしたいかを考える力です

プログラミングを理解することは、 21世紀を生きるうえで必須の力

プログラミングは、コンピューターと会話するための言語で す。

プログラミングを仕事にせずとも、その構造を分かってい ることが社会人として生きていくのに必須の力です。

今後、コン ピューターを上司にしたい人は分からなくてもいいと思います が、使う側になりたいならぜひ理解してください。「数学が苦手」 とか、「理系の学問がイヤだ」といったことがプログラミングア レルギーのキッカケとしてあるようですが、「プログラミングは 言語」ですから、むしろ文系だと思います。

現在も過去においても、テクノロジーが必ず文明を進化させ ています。どの時代においても新しいテクノロジーが入ってくる と否定的な反応を示す人がいますが、そうした人たちは世の中 の進化には貢献していないので、彼らの意見に耳を傾ける必要 はありません。下手をすれば、何も学ばない40代、50代の人 たちは絶滅していくでしょう。

テクノロジーが進化すると文明も 進化するというのは厳然たる事実です。

日常生活の 「大変だな」「イヤだな」を解決する

最初から「目標」だとか、大きなものは無くてもよいと思いま す。

大切なのは、日常生活で感じる「この数字を表にまとめるの が大変だな」、「同じ言葉を書くのはイヤだな」といった気持ちです。人として生きていると、大変だと思うことはたくさんあり ますが、プログラミングができれば、そうした問題は解決できる と思います。

私は、面倒くさいことは大嫌いです。例えば、昔か ら小銭が嫌でなりませんでした。ポケットに入れるとジャラジャ ラとうるさいし汚いし、なんでこんなものが存在するのだろう? 解決方法はないかなと思っていたから、NTTドコモに勤務して いた時にお財布携帯を作ったのです。僕自身がイノベーション を起こしたかったとか、キャッシュレス化を人生のゴールとして 頑張っていたわけではありません。ただ、自分の「イヤだな」を 解決しただけのこと。ちょっとした不満や、不条理な世の中の ルール、社会の「おかしいな」に役立つのがテクノロジーです。

学校を卒業した後の進路についても、IT 業界に限定する必 要はないと思っています。プログラミングのスキルは、どの業界 でも必ず役に立ちます。一般的な営業職なら、営業日報も、エ クセルでプログラミングにすればいいと思います。周りの人が 使い辛いシステムに時間をとられている中で、出先から入力で きれば残務が無くなります。そういった意味でも、スキルを身に つけておくことは、強い武器になるでしょう。  さらに、大事なことは、そのプログラムで何をしたいかを考え る力です。コンピューターやスマホを使って、あなたは何がした いのか?単にプログラミングを身につけるのではなく、しっかりと 思考するといいですね。

自分ではできないことでも、コンピュー ターを仲間にすれば叶えられることは未だまだたくさんあるは ずです。

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