IT・プログラミングの専門校

東京

名古屋

IT・プログラミングの専門校

東京

名古屋

menu menu

News & Blog

ニュース・ブログ

【特別講演会】株式会社サイバーエージェント・キャピタル北尾氏
「ベンチャーキャピタルから起業家、エンジニアへのメッセージ」

2021/10/31 (SUN)

9月30日に株式会社サイバーエージェント・キャピタル(以下、CAC)の北尾氏をお招きしての特別講演会が開催されました。
今回は緊急事態宣言下ということもあってオンラインでの開催ではありましたが、ご自身の経験から『スタートアップに求められるもの』『ベンチャーキャピタルの真実』などをお話いただきました。

<株式会社サイバーエージェント・キャピタルとは?>

株式会社サイバーエージェント・キャピタル
2006年設立。投資・支援の領域をインターネットビジネスに特化したベンチャーキャピタル事業を運営。
インターネットビジネスに特化し、高い専門性とスピード感で事業の成長を後押しする。
コーポレートサイト:https://www.cyberagentcapital.com/

<講演者紹介>

北尾 崇(きたお たかし)

大阪大学経済学部卒。2013年中南米メキシコにて、ENVROY MENIKAを創業し、代表取締役に就任。
約3年間Clean Technology関連プロダクトの輸出・販売事業と、日本企業のメキシコ進出支援事業を手掛ける。
2016年1月現場を離れ日本に帰国後、同年4月サイバーエージェント・キャピタルに入社。
シード・アーリー期の資金調達ピッチイベント「MonthlyPitch」の運営責任者。
「MonthlyPitch」 :https://monthly-pitch.com/

 


 

世界を変えられると自分自身を説得できた

「現在、投資先が40社あって、投資先の経営者も若い人が多いです。参加者の方に幅広く興味を持ってもらえるようにお話できればと思います。」と講演をスタートしました。

Zoomのチャット機能を使って参加者とも交流しながら進みます。

スタートアップの定義について、自身の起業や投資の経験からお話して下さいました。

「スタートアップに対して人が受けるイメージは色々ですし、一言では言うのは難しいですが『世界を変えられるって自分自身を説得できた人たちの集まり』だと思います。」

「また、スタートアップにチャレンジすることは勇気のいることで・・・でも、それ以上に『世界を変えられると自分を説得できた人たち』がスタートアップにチャレンジしているんじゃないかと思います。」

このスタートアップに対する定義は北尾さん自身が経験してきたからこそ出てくる言葉だと感じます。


ベンチャーキャピタルって何?

「ベンチャーキャピタルとは、一般的には『ハイリターンを狙ったアグレッシブな投資を行う投資会社
主に高い成長率を有する未上場企業に対して投資を行い、資金を投下する投資会社』と説明されることが多いです。」

「ベンチャーキャピタル事業の全体像に関しても触れていきたいと思います。」

「実はベンチャーキャピタルもファンドから投資を受けているんですよ。で、そのファンドにお金を出しているのは、上場企業などです。その資金をスタートアップに対して投資を行う際に責任をもって関わるのがベンチャーキャピタルの行っている業務です。」

これから起業やスタートアップについて知っていこうと思っている参加者にとっても非常に分かりやすい説明でした。


ベンチャーにはフルスイングしてほしい

「ここではベンチャーキャピタルがよく受ける誤解とベンチャーキャピタルがスタートアップに何を求めているのか話したいと思います。」

「よくある誤解が『悪い会社は潰れて、そこそこの会社が投資分をリターンできる。さらにいい会社は投金額の2倍から4倍のリターンを出せることでベンチャーキャピタルは成り立っている』というもの。」
「こういった投資方法ではリターンが出にくいのが現実です。」

「ベンチャーキャピタルの真実は『投資したほとんどの会社は潰れていくけど、ファンドの中で最も成功した会社のリターンが、他すべての投資金額の合計リターンに匹敵するか、それを超える状態』というものです。」

「さらに、ベンチャーキャピタルがスタートアップに求めるのは、『フルスイングできる企業かどうか』ということです。」
「フルスイングって何かと言うと、1億円投資した会社が30億円のリターンを出すみたいな。」
「当たったらホームランになるような企業に投資することがベンチャーキャピタルとしての理想です。」

厳しい現実もありますが、成功すればそれだけの報酬が手に入るという夢のある話をして頂けたように感じました。

スタートアップの成功に必要な要素とは?

スタートアップへの投資の際に気をつけている要素を4つお話くださいました。

 
モメンタム(勢い)と規模
「勢いに乗ること、規模を求める事は重要ですね。ただし、いちばん最初に考えることはユーザの課題に対してどう解決するかに注力することが大切だと思います。」

 
 ②経営チーム
「人数が多いとか、経験が豊富だから良いとは限らないですね。特にインターネットビジネスって若い感性を持っていたほうが相性がいいと思うんですよ。だから規模や経験よりも自社で扱う製品やサービスに合ったチームかどうかが重要です。」

 
 ③戦略 / モート(強み) / 独占できるか
「本質をついた戦略がとれているか?大きなシェアがとれるような小さな市場から始められているか?その中で強みを発揮できているか?が重要です。」

 
 ④隠れた真実は何か
「ほかの企業がやっていない事には理由があるので、それに気づけているか?独自のチャンスを見つけているか?これらは誰かが気づいたらビジネスチャンスを奪われてしまうことになります。あまり言われることは少ないですが、実はとても重要だと思います。」


スタートアップで成功するためには、だれも気付いていないビジネスチャンスを見つけるためのアンテナを張っておく必要がありそうです。

起業家に必要な要素とは?

次は人にフォーカスした時に重要である3つの要素をお話くださいました。

 
 ①人間性 / 他人との関わり方
「仲間を作らなければいけないし、いろいろな人を巻き込まなければいけないので、説得力があるか?明確なビジョンを持っているか?さらに変化の速い環境だからこそ、色々な人から意見を聞く『素直さ』が重要です。」

 
 ②粘り強さ / レジリエンス
「ベンチャーが終わる時は、資金が無くなった時ではなく『社長の心が折れた時』と言われています。なので成功するまで諦めないことが重要です。」

 
 ③学習する力 / 考える力
「新しい事が次々起こるので、成功やトラブルから学習する力は必要ですね。あとは、『社会や業界の常識や習慣を疑うこと』も重要です。」


起業やスタートアップに興味をもつ参加者が多く、ここで特に意見や質問も多く出ました。


北尾氏から参加者へのメッセージ

『結局、自分は何者になりたいか。』

「挫けても何度でもバッターボックスに立つことが重要です。その上で、皆さんには『自分は何者になりたいのか』改めて自問自答してほしいと思います。」

 

ご講演いただいた内容は起業やスタートアップに興味のある参加者だけではなく、エンジニアを目指す参加者にとっても実りのある1時間になったのではないかと思います。
今回の参加者の中から将来北尾さんとお仕事をするような起業家が生まれることに期待しています。

北尾さん、ありがとうございました。

次の記事

新型コロナウイルス感染症に対する取り組…

前の記事

【名古屋校】2021年新入生インタビューNo.…

ニュース・ブログ一覧
高校卒業資格のとれるITの高校 VANTAN TECHFORD ACADEMY 高等部高校卒業資格のとれるITの高校 VANTAN TECHFORD ACADEMY 高等部