これからの時代はテクノロジーにより、さまざまな物事が簡略化され、合理化されていくと思われます。
お菓子業界に限らず、多くの産業で、売り方やプロモーション方法、商品とユーザーとのコミュニケーションの取り方がデジタル化していきます。それに伴い、自社でプラットフォームを作る流れも加速していきます。10年から15年くらいの期間で、社内エンジニアを持つ企業が増えていくのではないかと考えます。ECの仕組み作りや、プロモーションにもエンジニアが必要になる時代がやってきます。ややステレオタイプな意見ですが、人口が減少していく社会では、人手を補うためにはAIやプログラムが必須になります。
プログラミングは今後、確実に求められるスキルとして専門的に学ぶまではいかなくても、一定の知識は持っていたほうが良いと感じています。
プログラミング教育は、ビジネス領域ではなくてはならない技術です。プログラミング技術を有効的に利用することで、企業の利益に直結し重要性がさらに高まっていく分野であると思います。ただしそれは情緒的な人間教育の上に成り立つもので、使用するのはあくまでも「人間である」ということを理解してこそ、初めてプログラミングの有用性がわかります。
プログラミングを学ぶ方たちには、そのプログラミングがなんの為にあるのか、そしてそれを通じて組織がどのようなことを実現しようとしているのかをしっかりと理解することに期待をしています。更にそのプログラミングが世の中に、どのように受け止められるかも考えて作るようになると、多くの企業が欲しがる人材になるはずです。
何事においても「何のためにやるのか」という目標意識をもち、技術を習得することで成長が望めます。ぜひ、自分が好きだと思うことを徹底的に突き詰めるとともに、デジタルの時代だからこそアナログでの対面コミュニケーションも大事にしてほしいと願います。